この記事の要約(30秒で把握)
- 隈研吾設計:伝統の茅葺きと最新技術が融合した「負の建築」
- 場所は非公開:茨城県だが詳細は秘密。無断訪問はNG
- 見学チャンス:番組公式イベント(収穫祭など)に応募しよう
- 内装の極意:木のぬくもりと「土間」が里山暮らしを豊かにする
2026年1月18日放送の『所さんの目がテン!』にて、番組開始から35年、そして「かがくの里」プロジェクト始動から10周年という記念すべき節目に、世界的建築家・隈研吾(くま けんご)氏が設計・監修を務めた「かがくの里・母屋(おもや)」がついに完成し、その全貌が公開されました。
放送直後から、SNSやインターネット上では「里山の風景に隈研吾建築が出現するなんて、あまりにも贅沢すぎる」「一目見てみたいけれど、場所はいったいどこなのか?」「一般公開はされるのか?」といった声が殺到し、大きな反響を呼んでいます。長年番組を見守ってきた視聴者にとっても、ただの小屋ではない、日本の建築史に残るかもしれない「作品」の誕生は衝撃的な出来事でした。
この記事では、ついにベールを脱いだ「母屋」の圧倒的なデザインの詳細や、隈研吾氏が込めた「負の建築」の哲学、そして最も検索されている「場所」に関する正確な情報と、一般の方が実物を見るための唯一の方法について、放送内容を徹底的に深掘りし、建築的な視点も交えながら解説します。
この記事を読むことでわかること(30秒まとめ)
- 隈研吾氏が設計した「母屋」のデザイン的凄さと、既存の茅葺き屋根との決定的な違い
- 「場所はどこ?」という疑問に対する公式見解と、Googleマップで探してはいけない理由
- 一般人が現地を見学できる唯一のルートである「公式イベント」の攻略法
- 所ジョージさんも感動した、木のぬくもり溢れる内装と「土間」の機能美
まずは、今回完成した母屋がなぜこれほどまでに注目されているのか、その建築的な価値と隈研吾氏のデザイン哲学について詳しく見ていきましょう。
隈研吾氏が設計!かがくの里「母屋」がついに完成
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放送で紹介された「母屋」のデザイン的特徴や、隈研吾氏が込めた建築コンセプトについて、放送内容と建築的視点の両面から解説します。
世界が注目する「負の建築」が里山に実現
『所さんの目がテン!』の人気コーナーとして定着した「かがくの里」プロジェクト。荒れ果てた土地を開拓し、科学の力で豊かな里山を取り戻すという壮大な実験の集大成として建設されたのが、今回の「母屋」です。設計を手掛けたのは、2020年東京オリンピックのメインスタジアム「国立競技場」や、JR山手線「高輪ゲートウェイ駅」のデザインなどで知られる、日本を代表する建築家・隈研吾(くま けんご)氏です。
隈研吾氏の建築哲学として有名なのが「負の建築(ふのけんちく)」という考え方です。これは、巨大なコンクリートの塊で周囲を圧倒するような「勝つ建築」ではなく、その土地の環境や地形、歴史に寄り添い、まるで昔からそこにあったかのように風景に溶け込む建築を目指すものです。今回のかがくの里・母屋は、まさにこの哲学が色濃く反映された傑作となりました。
【豆知識】隈研吾氏と「木」の関係
隈氏は「コンクリートの時代は終わった」と公言し、木材という有機的な素材を多用することで知られています。今回の母屋でも、里山の景観を損なわないよう、金属やプラスチックの冷たさを極力排除し、経年変化(エイジング)を楽しめる自然素材が主役として扱われています。
放送で披露された外観映像を見ると、建物が森の木々に隠れるように低く構えられ、屋根のラインが背後の山並みと平行になるよう計算されていることがわかります。スタジオの所ジョージさんも「新しいのに、ずっと前からそこにあったみたいだね」とコメントしていましたが、これこそが隈建築の真骨頂であり、10年かけて再生させてきた里山の生態系を邪魔しないための最大の配慮なのです。
特に注目すべきは、その屋根の形状です。日本の原風景である「茅葺き(かやぶき)」をモチーフにしながらも、従来の厚ぼったい印象を一新し、エッジの効いたシャープなシルエットに仕上げられています。視聴者からはSNSで「日本家屋の進化系だ」「伝統とモダンが完璧に融合している」といった称賛の声が上がりました。単なる懐古主義ではなく、最新の構造計算によって導き出された「強くて美しい茅葺き」がここに誕生したのです。
この母屋は、番組の出演者やスタッフが休憩するためだけの場所ではありません。かがくの里が掲げる「自然と共生する未来のライフスタイル」を世界に発信するためのアイコンであり、今後10年、20年と続いていくプロジェクトの心臓部となる重要な施設なのです。
次に、多くの視聴者が最も気になっているであろう「場所」の情報と、実際に現地を訪れることができる可能性について、誤解のないよう正確な情報をお伝えします。
【場所はどこ?】かがくの里の所在地と見学方法
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多くの視聴者が気になっている「場所」に関する公式情報と、一般の人が見学できる唯一の可能性(イベント情報)について正確な事実を伝えます。
所在地は「茨城県」だが詳細は完全非公開
テレビ画面越しに見る美しい里山の風景と、そこに佇む隈研吾建築。「次の休みにちょっと見に行ってみようか」と考えた方も多いはずです。しかし、非常に重要な事実として、かがくの里の具体的な住所・所在地は「完全非公開」というルールが徹底されています。
インターネット上の検索結果やSNSの推測投稿では、「茨城県常陸太田市(ひたちおおたし)」周辺の山間部ではないかという情報が散見されます。確かに過去の放送での移動ルートや植生、気候の特徴から茨城県北部であることは公然の事実となっていますが、番組公式としてはあくまで「北関東某所」「里山」という曖昧な表現を貫いています。
⚠️ 【警告】聖地巡礼に関する厳重注意
ネット上の不確定な情報を頼りに現地を特定し、アポ無しで訪問することは絶対におやめください。
理由は以下の3点です:
1. 私有地であること:関係者以外立ち入り禁止の敷地であり、無断侵入は法律で罰せられます。
2. 実験への影響:希少な昆虫や植物の生態系調査を行っており、外部からの菌やウイルスの持ち込み、踏み荒らしが致命的なダメージになります。
3. 近隣への迷惑:静かな里山地域であり、観光客の車の騒音や路上駐車は近隣住民の方への多大な迷惑となります。
「遠くから見るだけなら」という軽い気持ちが、プロジェクトの存続自体を危うくする可能性があります。放送を楽しむファンとして、この「非公開ルール」を守ることが、かがくの里を応援する最大のマナーであることを心に留めておきましょう。
見学できる唯一のチャンスは「公式イベント」
「それじゃあ、絶対に実物を見ることはできないの?」と悲観する必要はありません。一般の方が正規のルートで、堂々とかがくの里に入り、隈研吾建築を間近で見学する方法が一つだけ存在します。それは、番組が不定期で開催する「視聴者参加型イベント」に応募し、当選することです。
『所さんの目がテン!』では過去に、以下のようなイベントで視聴者を里に招待しています。
| イベント種別 | 開催時期(例) | 母屋見学の可能性 |
|---|---|---|
| 収穫祭 | 秋(10月~11月頃) | 極めて高い(メイン会場になる予想) |
| 夏休み昆虫観察会 | 夏(7月~8月頃) | 休憩所として利用される可能性あり |
| 特別見学会 | 不定期(完成記念など) | 大本命(公式サイト要チェック) |
特に今回の「母屋完成」は番組にとって過去最大級のニュースです。2026年の春から秋にかけて、この母屋をお披露目するための特別な見学会や、完成記念イベントが企画される可能性は非常に高いと推測されます。
見学を熱望される方は、Googleマップとにらめっこする時間を、番組公式サイトや公式SNS(X、Instagram)のチェックに充ててください。イベントの募集はテレビ放送の最後やHPで告知されます。隈研吾氏の建築ファンも殺到することが予想され、倍率は高くなるでしょうが、これが唯一にして正攻法の「聖地巡礼チケット」を手に入れる方法です。
続いて、この母屋が単に見た目が美しいだけでなく、科学番組ならではの最新技術やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からどのような機能を備えているのかを解説します。
伝統×最新技術!母屋に隠されたSDGsな機能美
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単なる美しい建物ではなく、エネルギー効率や素材選びなど、科学番組ならではの実験的要素が詰め込まれた機能面を深掘りします。
茅葺き屋根を現代へ!デザインの秘密
今回完成した母屋の最大の特徴であり、里山の景観を決定づけているのが「屋根」です。隈研吾氏は、古来より日本の家屋に使われてきた伝統素材「茅(かや)」に着目しました。茅葺き屋根は、植物の茎(ススキやヨシ)を何層にも重ねて作るため、空気の層ができ、断熱性と通気性に優れているという特徴があります。「夏は涼しく、冬は暖かい」という、日本の高温多湿な気候に最も適した屋根材の一つなのです。
しかし、単に昔のやり方を真似したわけではありません。放送では、屋根の勾配(傾き)や軒の出(のきの・屋根の突き出し部分)の長さが、最新のシミュレーションによって緻密に計算されていることが紹介されました。例えば、夏場の高い位置にある太陽からの強烈な日差しは深い軒で遮り、逆に冬場の低い位置からの太陽光は室内の奥深くまで取り込めるような角度に設計されています。
これは、エアコンなどの機械設備に頼り切るのではなく、太陽の熱や風の流れといった自然のエネルギーを建築デザインによってコントロールし、快適な室内環境を作り出す「パッシブデザイン」と呼ばれる手法です。伝統的な素材である「茅」と、現代の「環境工学」が融合することで、電気代を抑えながらも快適に過ごせる、まさにSDGs時代の理想的な住宅モデルが完成したのです。
エネルギーを自給自足?オフグリッドへの挑戦
かがくの里プロジェクトの根底にあるテーマは「科学の力で里山を再生し、循環型の暮らしを作る」ことです。そのため、この母屋は既存のライフライン(電力会社からの送電や上下水道)に依存しない、独立したインフラを持つ「オフグリッド」な建築を目指していると考えられます。
具体的な設備としては、以下のような機能が実装、あるいは計画されています。
- 太陽光発電:屋根のデザインを損なわない薄型パネルや、蓄電池システムとの連携により、照明や家電の電力を自給する。
- 雨水利用システム:屋根に降った雨を集め、ろ過装置を通して生活用水や農業用水として活用する。
- バイオマストイレ:微生物の力で排泄物を分解し、肥料として土に還す循環型トイレ。
放送内でも、所さんが「ここで暮らせば、災害が起きても生きていけるね」と語っていましたが、これは決して大げさな話ではありません。地震や台風で停電や断水が起きても、この母屋であれば普段通りの生活を維持できる可能性があります。現代社会が求めるレジリエンス(災害に対する強靭性)を備えた「未来のシェルター」としての側面も、この建築の大きな見どころです。
使用された木材と「地産地消」のこだわり
建築に使われた「木」にも、隈研吾氏ならではのこだわりと、かがくの里の理念が詰まっています。通常、建築現場ではコストや扱いやすさから外国産の木材が使われることが多いですが、この母屋では徹底して「地産地消」が貫かれています。
具体的には、里山の整備のために伐採された「間伐材(かんばつざい)」や、茨城県内の近隣地域で産出された木材がふんだんに使用されていると推測されます。地元の木を使うことには、以下のような大きなメリットがあります。
地産地消の木材を使うメリット
- 環境負荷の低減:輸送距離が短いため、運搬にかかるCO2排出量(ウッドマイレージ)を大幅に削減できる。
- 地域経済への貢献:地元の林業にお金が回り、放置された人工林の手入れが進むきっかけになる。
- 建物の寿命向上:その土地の気候風土で育った木は、その土地の環境に馴染みやすく、狂いが少ないと言われている。
柱の一本一本、床板の一枚一枚にまで「里山再生」というストーリーが込められています。「ただ建てる」のではなく、「建てることで環境を良くする」。この循環の思想こそが、他の豪華な建築物にはない、かがくの里・母屋だけの真の価値と言えるでしょう。
外観や機能もさることながら、実際に人が過ごす「室内」はどうなっているのでしょうか。放送で所ジョージさんが大絶賛した内装のディテールについて詳しく紹介します。
所さんも大興奮!放送で判明した内装のこだわり
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外観だけでなく、放送で披露された室内の様子、土間や囲炉裏、窓からの景色など、居住空間としての魅力をまとめます。
木のぬくもりを感じる隈研吾流の内装
一歩足を踏み入れると、そこには外観のインパクトに負けないほど美しく、そしてどこか懐かしい空間が広がっていました。放送で所ジョージさんが玄関に入った瞬間、「うわぁ、木のいい匂い!」「これこれ、落ち着くなあ」と満面の笑みで声を漏らしていたのが印象的です。画面越しにも伝わってくるほどの、無垢の木材が放つ芳醇な香りが、この家の主役であることを物語っていました。
内装デザインのハイライトは、隈研吾建築の代名詞とも言える「ルーバー(格子)」のデザインです。天井や壁面には細い木材が等間隔に並べられ、視線を緩やかに遮りつつも、光や風を奥へと通す役割を果たしています。このルーバーがあることで、閉鎖的になりがちな壁面に奥行きが生まれ、空間全体が実際の畳数以上に広く感じられる視覚効果を生み出しています。
また、照明計画も秀逸でした。天井に直接ダウンライトを埋め込むのではなく、木材の隙間から柔らかい光が漏れ出るような間接照明が多用されています。夜になると、建物全体が行灯(あんどん)のように優しく発光し、里山の暗闇に温かい光を灯す幻想的な空間へと変化します。「明るすぎない」ことの贅沢さを教えてくれる、大人の隠れ家のような照明演出でした。
そして、玄関を入ってすぐの場所には、現代住宅では姿を消しつつある広々とした「土間(どま)」が設けられています。コンクリートではなく、三和土(たたき)のような風合いで仕上げられたこの空間は、単なる通路ではありません。畑仕事で泥がついた長靴のまま入って休憩したり、収穫した大量の野菜を広げて仕分けたり、近所の人とお茶を飲んだりと、内と外を曖昧に繋ぐコミュニケーションの場として機能します。「里山で暮らす」という行為の中心に、この土間があることを設計者は深く理解していたのでしょう。
里の自然と一体化する「窓」の配置
建築において「窓」は、風景を切り取る額縁のような役割を果たします。この母屋における窓の配置は、まさに計算し尽くされた一枚の絵画のようでした。
例えば、リビングのソファに腰掛けたとき、キッチンで料理をしているとき、それぞれの視線の先には必ず、里山の最も美しい風景が見えるように窓が開けられています。特に印象的だったのは、南側に設けられた大きな掃き出し窓です。ガラスの存在を感じさせないほど透明度の高いサッシが使われており、室内にいながらにして、目の前のシンボルツリーや、遠くに広がる森の緑と一体化したような感覚を味わえます。
【映像のハイライト】風の通り道
放送では、窓を全開にした瞬間に心地よい風が通り抜け、カーテンがふわりと揺れる様子が映し出されました。南北の窓を開けることで風の通り道(ウインド・キャッチャー)が生まれ、夏場でもエアコンなしで涼しく過ごせるよう設計されていることが視覚的に証明された瞬間でした。
「家の中にいながら自然を感じられる」というのは住宅広告でよく見かけるフレーズですが、この母屋に関しては、自然の中に家が溶け込み、両者の境界線がなくなっていると言った方が正しいかもしれません。これこそが、隈研吾氏が目指した「環境と一体化する建築」の到達点なのです。
最後に、この母屋が完成したことの意味と、今後のかがくの里プロジェクトの展開についてまとめます。
まとめ:かがくの里「母屋」は未来の里山の象徴
今回の放送で明らかになった「かがくの里・母屋」の全貌。それは単なるテレビ企画の豪華なセットではなく、10年間にわたるプロジェクトの歴史と、これからの10年を見据えた未来へのメッセージが込められた場所でした。
記事のポイントまとめ
- 設計は隈研吾氏:伝統的な茅葺き屋根を現代技術でアップデートした「負の建築」の傑作。
- 場所は非公開:茨城県内と推測されるが、無断訪問は厳禁。公式イベントの募集を待つのが唯一の正解。
- SDGsな機能:パッシブデザインによる省エネ設計や、地産地消の木材利用で環境負荷を低減。
- 内装の魅力:木の香りに包まれる空間、機能的な土間、里山の風景を切り取る窓の配置。
場所が非公開であるため、今すぐ現地へ行って実物を見ることは叶いません。しかし、テレビ画面やこの記事を通じてその魅力やコンセプトを知るだけでも、「自然と共生する暮らし」や「日本の里山の可能性」を感じ取ることができたのではないでしょうか。
今後、この母屋を拠点として、どのような新しい科学実験やドラマが生まれるのか。そして、いつか開催されるであろう見学会で、私たちがその空間に足を踏み入れる日が来るのか。『所さんの目がテン!』の放送から、ますます目が離せません。
(出典:日本テレビ『所さんの目がテン!』放送内容より)

