日本一危険な神社?投入堂の行き方と「死ぬほど怖い」事故リスクや靴の指定を徹底解説【三徳山三佛寺】

日本一危険な神社?投入堂の行き方と「死ぬほど怖い」事故リスクや靴の指定を徹底解説【三徳山三佛寺】
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 ※本記事は、番組放送時点で確認できる情報および事前・事後の公開情報をもとに作成しています。
 本記事はプロモーションを含みます。画像はイメージです。

この記事の30秒まとめ

  • 放送で話題の「日本一危険な神社」は実は寺院。滑落事故多発の本気すぎる修験道。
  • スニーカー厳禁!受付でチェックあり。専用の「わらじ」購入が登山の条件。
  • 単独入山は絶対禁止。一人旅なら現地でパートナーを見つける必要あり。
  • 往復約1.5〜2時間。断崖絶壁のカズラ坂やクサリ場を超えた先の絶景は一生モノ。

三徳山三佛寺投入堂(みとくさん さんぶつじ なげいれどう)が『ちょっとバカりハカってみた』に登場し、その常軌を逸した危険さと絶景が大きな話題となりました。

「日本一危険な国宝」として知られるこの場所は、単なる観光地ではありません。一歩間違えれば命に関わる断崖絶壁、スニーカーすら許されない厳しい入山チェック、そして「どうやって建てたのか?」という未だ解明されない謎。

放送を見て「行ってみたい」と思った方も、「怖すぎて無理」と思った方も、この記事を読めば投入堂のすべてが分かります。安易な気持ちで向かうと門前払いされる可能性が高いこの場所について、実際に行くために必要な装備や覚悟、そして現地でしか味わえない感動を詳しく解説します。

テレビでは伝えきれなかった「わらじ登山のリアル」や「単独行禁止の壁」など、行く前に絶対に知っておくべき情報を網羅しました。

  • 日本一危険と言われる「滑落事故」のリアルなリスク
  • スニーカーは即NG!入山許可をもらうための靴と服装
  • 「お一人様」お断り?単独参拝者がクリアすべき条件
  • 平安時代から続くミステリー!断崖絶壁の建築方法

「日本一危険な神社」投入堂とは?放送で話題の国宝へ

放送で紹介され、そのビジュアルのインパクトで視聴者を釘付けにした「三徳山三佛寺 投入堂」。検索サイトでは「日本一危険な神社」というキーワードで調べる人が急増していますが、正確には神社ではなく、天台宗の仏教寺院「三佛寺」の奥の院です。

しかし、神仏習合(神道と仏教が混ざり合った信仰)の歴史が色濃く残る場所であり、鳥居のような結界や山の神への畏敬の念を感じさせる雰囲気から、一般的には「空中の神社」のようなイメージで語られることも少なくありません。実際、山全体が修行の場として崇められてきた歴史があり、訪れる人々にとっては神社仏閣の区別を超えた「聖地」として認識されています。

この投入堂が「日本一危険」と呼ばれる所以は、そのロケーションにあります。標高約520メートルの垂直に切り立った断崖絶壁の窪みに、まるでへばりつくようにしてお堂が建っています。下から見上げると「落ちてくるのではないか」という恐怖を感じ、上まで登れば「足がすくんで動けない」ほどの高度感に襲われます。

国宝に指定されている建造物でありながら、鑑賞するための展望台や手すりのついた通路は一切ありません。自分の足で険しい山道を登りきった人だけが、その奇跡の姿を目にすることができるのです。この「アクセスの困難さ」こそが、投入堂の神秘性を高めている最大の要因と言えるでしょう。

【世界も認める価値】

三徳山は「六根清浄と六感治癒の地」として日本遺産第一号に認定されています。単なる絶景スポットではなく、心と体を清める修行の場としての歴史的価値が非常に高い場所です。訪れる際は、観光気分ではなく「修行体験」という心構えを持つことが、安全な参拝への第一歩となります。

なぜ「日本一危険」なのか?滑落事故多発の参拝ルート

「ちょっとしたハイキング気分で行けるだろう」という甘い考えは、三徳山の登山口に立った瞬間に打ち砕かれます。ここは観光地ではなく、あくまで「修行の道」だからです。

入山受付を済ませ、結界門をくぐった直後から、道はいきなり急勾配になります。整備された階段などはほとんどなく、木の根が網の目のように張り巡らされた「カズラ坂」を、手足を使ってよじ登らなければなりません。雨上がりなどで地面が濡れていると非常に滑りやすく、一歩一歩の足場選びが命取りになります。木の根は長年の参拝者によって磨かれ、ツルツルに滑る箇所も多いため、三点支持(手2本足1本、または手1本足2本で体を支える技術)が必須となります。

さらに進むと現れるのが、名物の「クサリ場(鎖坂)」です。巨大な一枚岩の斜面に太い鎖が垂れ下がっており、それを頼りに身体を引き上げて登ります。足をかける窪みはわずかしかなく、腕力とバランス感覚が試されます。もしここで手を滑らせれば、数メートル下まで転落するリスクがあります。ここは体力だけでなく、恐怖心に打ち勝つ精神力も試される最大の難所です。

【警告:事故は現実に起きています】

三徳山では過去に何度も滑落事故が発生しており、死亡事故に至ったケースもあります。「日本一危険」という呼び名は誇張ではなく、事実に基づいた警告です。体調不良や高所恐怖症の方は、絶対に入山を控えてください。無理をして登ることは、自分だけでなく救助隊や同行者を危険に晒すことになります。

道中には「文殊堂」や「地蔵堂」といった重要文化財のお堂がありますが、これらも断崖にせり出すように建っています。お堂の周りには縁側(回廊)がありますが、なんと手すりがありません。少しバランスを崩せば谷底へ真っ逆さまという状況で、絶景を楽しむ余裕がないほど足が震える人も多いといいます。靴を脱いで縁側を回る際は、風に煽られないよう重心を低くすることが重要です。

このような過酷なルートを往復約1時間半から2時間かけて歩き通さなければ、最終地点の投入堂を見ることはできません。この「命がけの参拝」こそが、三徳山が最強のパワースポットと呼ばれる理由の一つでしょう。恐怖を乗り越えた先にある達成感は、他の場所では味わえない特別なものです。

【絶対条件】スニーカー禁止!投入堂の厳しすぎる入山ルール

三徳山三佛寺の入山受付では、他の寺社仏閣では見られない厳重な「服装・靴チェック」が行われます。ここで不合格となると、どれだけ遠方から来たとしても入山を拒否されます。これは参拝者の命を守るための、寺側の慈悲深い厳しさでもあります。

最も厳しいのが「靴」の基準です。以下の靴は原則として禁止されています。

  • 底が平らなスニーカー(滑りやすいため)
  • 金具(スパイク)のついた登山靴(木の根や岩を傷めるため、自然保護の観点からもNG)
  • ヒールやサンダル(論外)

では、何を履けばいいのか?最も推奨されているのは、靴底に深い溝があるトレッキングシューズや登山靴です。しかし、それでも受付の僧侶の方の判断で「グリップ力が足りない」とみなされればNGとなります。この判定基準は非常にシビアで、有名メーカーの登山靴でも弾かれることがあります。

「じゃあ、登れないの?」と焦る必要はありません。ここで登場するのが、三徳山名物の「わらじ」です。受付では、登山に適した靴を持っていない参拝者のために、有料(約900円程度)でわらじを販売しており、これに履き替えることを条件に入山が許可されます。

「わらじなんて履いたことないし、逆に危なくない?」と思うかもしれませんが、実はわらじのグリップ力は最強です。足の指で地面を掴む感覚が得られ、濡れた岩場や木の根の上でも驚くほど滑りません。多くの登山者が「わらじのおかげで登れた」と語っており、記念にわらじで登るリピーターもいるほどです。わらじの履き方は受付の方が丁寧に教えてくれるので、初めてでも安心してください。

【服装の注意点】

スカートは絶対に禁止です。また、鎖場で腕や足を擦りむく可能性があるため、長袖・長ズボンが推奨されます。手袋(軍手)も必須アイテムですが、現地で購入することも可能です。リュックサックなど、両手が空くバッグで行くことも絶対条件です。

「お一人様」は門前払い?単独入山禁止の鉄の掟

三徳山には、もう一つ非常に厳しいルールがあります。それが「単独入山禁止」です。つまり、一人で来ても入山受付を通してもらえません。

これは意地悪ではなく、万が一滑落事故や怪我が発生した際に、助けを呼べる人がいないと命に関わるからです。携帯電話の電波が入りにくい場所もあり、一人の遭難は発見が遅れるリスクが極めて高いため、徹底されています。過去の教訓から生まれた、命を守るための鉄則なのです。

では、一人旅の人はどうすればいいのでしょうか?
諦めるのはまだ早いです。現地では「投入堂に行きたいけれど一人」という旅行者が、受付付近でパートナーを探している光景がよく見られます。受付の方に相談すると、同じように一人で来た人とマッチングしてくれることもあります(必ず見つかるとは限りませんが、休日は比較的見つかりやすい傾向にあります)。

「見ず知らずの人と登るのは気まずい」と思うかもしれませんが、過酷な道を共に登ることで、下山する頃には不思議な連帯感が生まれ、仲良くなるケースも多いそうです。互いに声を掛け合い、励まし合いながら登ることで、危険な道のりも乗り越えられます。まさに「袖振り合うも多生の縁」を地で行く体験ができるのも、三徳山の魅力かもしれません。

どうやって建てた?役行者が「投げ入れた」伝説の謎

三徳山三佛寺投入堂の最大のミステリーは、やはりその建築方法です。垂直に切り立った断崖絶壁の、わずかな岩の窪み。どう考えても人が立ち入り、材木を運び、建物を組み上げることができる場所ではありません。

現代の建築家や専門家が調査しても、下から足場を組んだ痕跡は見当たらず、上から吊り下ろして作業をするにも支点となる場所がありません。平安時代後期に建てられたとされていますが、当時の技術でこれが可能だったのか、現代の建築技術をもってしても再現は困難と言われています。ヘリコプターのない時代に、重機も足場もなく、これほどの建築物をどうやって完成させたのでしょうか。

そこで語り継がれているのが、「役行者(えんのぎょうじゃ)の伝説」です。
修験道の開祖である役行者が、山の麓でお堂を組み上げ、自身の法力(超能力のような力)を使ってお堂を小さく縮めました。そして、気合一閃、「えいっ!」と断崖絶壁の岩窟めがけて投げ入れたといいます。だから「投入堂」なのです。

もちろんこれは伝説ですが、そう信じたくなるほど、この建物の存在は非現実的です。科学的な調査では、お堂の木材の年輪年代測定などが行われていますが、「誰が、どうやって」という核心的な部分は、未だに完全な解明には至っていません。1000年もの間、風雪に耐え、地震にも崩れず、あの場所にあり続けること自体が奇跡なのです。その姿は、人間の祈りの力が不可能を可能にした証とも言えるでしょう。

【実は近くまで行けない?】

投入堂は「中に入る」ことはできません。登山道のゴール地点から、谷を挟んで眺める形になります。それでも、その神々しい姿を肉眼で見た時の感動は、言葉では言い表せないものがあります。「ここまで来た人だけが見られる」という特別感が、その美しさを一層際立たせます。

三徳山三佛寺投入堂へのアクセス・駐車場と所要時間

最後に、三徳山三佛寺への具体的なアクセス情報と、計画を立てる際の注意点をまとめます。

【アクセス情報】
三徳山三佛寺は、鳥取県の有名な温泉地「三朝温泉(みささおんせん)」の近くにあります。

移動手段 ルート・目安
中国自動車道「院庄IC」から約50分
米子自動車道「湯原IC」から約50分
※無料駐車場あり
電車・バス JR倉吉駅から「日の丸バス(三徳山行き)」乗車
約40分、「三徳山参道入口」下車

【所要時間の目安】
投入堂までの登山(往復)は、平均して1時間30分〜2時間程度かかります。早い人でも1時間は見ておいたほうがよいでしょう。道が狭く、すれ違いに時間がかかる場合や、混雑時には鎖場の順番待ちが発生することもあります。写真撮影や休憩を含めると、全体で3時間程度の滞在時間を見込んでおくと安心です。

【受付時間(重要)】
入山受付は8:00〜15:00です。15:00を1分でも過ぎると、安全上の理由から絶対に入山できません。また、下山完了時刻は16:30と決められています。余裕を持って、遅くとも13:00〜14:00には受付に到着するスケジュールを組むことを強くおすすめします。午後遅くに行くと、「ここまで来たのに登れない」という最悪の事態になりかねません。

実際に行った人の口コミ・評判「怖かったけど絶景でした」

実際に投入堂へ参拝した人たちの声をSNSなどでリサーチすると、恐怖と感動が入り混じったリアルな感想が多く見られます。

  • 「テレビで見るより遥かに急勾配。最初のカズラ坂で心が折れかけたけど、登り切った達成感はヤバい」
  • 「文殊堂の縁側が怖すぎる。手すりがないのが信じられない。でもそこからの景色は人生最高だった」
  • 「わらじで登ったら足の裏の感覚が鋭くなって楽しかった。翌日の筋肉痛は確定だけど、いい思い出」
  • 「本当に危険。ふざけて行ける場所じゃない。でも、投入堂を見た瞬間の達成感で全部報われた。一生に一度は行くべき」

共通しているのは、「ナメてかかると痛い目を見るが、登り切った先には素晴らしい体験が待っている」ということです。万全の準備と体調管理、そして謙虚な心を持って挑めば、きっと一生忘れられない思い出になるはずです。決して無理はせず、自分の体力と相談しながら、この奇跡の絶景を目指してください。

【下山後の楽しみ】

三徳山を下りた後は、車で数分の場所にある「三朝温泉」で汗を流すのが黄金ルートです。世界屈指のラジウム温泉で、登山の疲れを癒やしてください。心地よい疲労感と共に浸かる温泉は格別です。