『じゅん散歩』下北沢の古着屋はどこ?
番組内で高田純次さんが軽妙なトークと共に訪れることになる、下北沢のユニークな古着屋さんの正体と、なぜ今このお店が熱い支持を集めているのか、その理由について詳しく見ていきましょう。
1g7円の衝撃価格「Straight From L.A.」
今回『じゅん散歩』で紹介される予定のお店は、下北沢の中心エリアに位置する「Straight From L.A. Shimokitazawa(ストレイト フロム エルエー 下北沢)」です。このお店を語る上で絶対に外せない最大の特徴、それはなんといっても「全商品1グラム=7円」という画期的な販売方法にあります。
通常、古着屋さんでの買い物といえば、商品一つひとつに付けられたタグを確認し、「これは3,900円か、ちょっと予算オーバーだな」「こっちは1,500円だから買いだな」と判断するのが一般的です。しかし、このお店の商品には値札が付いていません。その代わりに店内にはデジタルスケール(はかり)が設置されており、自分で商品を量りに乗せて値段を確認するのです。
💡 ここがポイント:野菜やお肉と同じ「量り売り」システム
スーパーマーケットでお肉を買う時、「100gあたり〇〇円」という表記を見ますよね。あれと全く同じ仕組みが、ファッションの世界に持ち込まれているのです。ブランドやデザインの希少性、流行り廃りといった「付加価値」を一切排除し、純粋に「物質としての重さ」だけで価格が決まるという究極の平等システムです。
このシステムが生み出す面白さは、「価値の逆転現象」にあります。例えば、どんなに有名ブランドのロゴが入ったTシャツであっても、生地が薄くて軽ければ、数百円という駄菓子のような価格で手に入ってしまいます。逆に、ノーブランドであっても、生地が分厚く重厚な作りであれば、それなりの価格になります。
放送では、高田純次さんがこのシステムに対して「俺の体重だといくらになっちゃうの?」といったジョークを飛ばしたり、実際に派手な衣装を量りに乗せて「えっ、これでこの値段?」と驚愕するリアクションが見られることでしょう。この「値札のないワクワク感」こそが、多くの若者や古着ファンを惹きつけてやまない理由なのです。
原宿の老舗ベルベルジンが手がける話題店
「1g=7円なんて、安かろう悪かろうなんじゃないの?」「どうせボロボロの売れ残りや、誰も着ないような服ばかり集めているんでしょ?」
これほど価格が安いと、どうしても品質に対する不安が頭をよぎるものです。しかし、ここで声を大にしてお伝えしたいのは、このお店のバックボーンには、日本の古着業界における「巨人」が存在しているという事実です。
実はこの「Straight From L.A.」をプロデュース・運営しているのは、原宿にある超有名老舗ヴィンテージショップ「BerBerJin(ベルベルジン)」なのです。古着好きでその名を知らない人はいないと言われるほどの名店であり、店内には数十万円、時には数百万円もするようなミュージアム級のヴィンテージデニムや、歴史的価値のある希少なアイテムがずらりと並んでいます。
👑 信頼の証:BerBerJin(ベルベルジン)とは?
1998年の創業以来、日本のヴィンテージブームを牽引し続けてきたレジェンドショップ。世界中のコレクターやデザイナーも訪れるほどの商品選定眼を持っています。そんな「目利きのプロ」たちが運営に関わっているからこそ、商品のクオリティに対する信頼度は桁違いです。
では、なぜそんな高級店が激安の量り売り店をやっているのでしょうか。それは、アメリカ・ロサンゼルスでの大規模な買い付けルートを持っているからです。彼らは現地で膨大な量の古着をピックアップしますが、その中には「ヴィンテージとしての高値はつかないけれど、日常着として十分に魅力的でカッコいい服(レギュラー古着)」も山のように存在します。
そうした良質なレギュラー古着を、いちいち細かく値付けする手間(人件費)を省き、コンテナ単位で日本へ運び込み、そのままドサッと店頭に並べて量り売りにする。この「圧倒的な仕入れ力」と「業務効率化」の合わせ技があるからこそ、私たちは質の良い古着を破格の値段で楽しむことができるのです。決して「ゴミの寄せ集め」ではなく、「プロが選んだ服のアウトレット」に近い感覚と言えるでしょう。
お店の場所とアクセス・営業時間をチェック
放送を見て「今度の日曜日に絶対行きたい!」と思った方のために、迷わずたどり着くための詳細情報をお届けします。下北沢は再開発で駅周辺が大きく変わっており、細い路地も多いため、事前の場所確認が必須です。
お店は、下北沢駅(小田急線・京王井の頭線)から徒歩約3分ほどの好立地にあります。いわゆる「南西口」方面、古着屋やカフェが多く集まるエリアの一角です。ビルの2階に店舗があるため、うっかり通り過ぎてしまわないよう注意が必要です。目印としては、通り沿いに出されている「1g 7yen」と書かれた黄色や黒の看板を探してみてください。
営業時間は正午(12時)スタートで、夜は20時までとなっています。古着屋巡りのゴールデンタイムをしっかりカバーしていますね。ただし、人気店のため週末の午後は店内がかなり混雑し、試着室待ちが発生することも珍しくありません。
⚠️ 混雑回避のアドバイス
特に放送直後の週末は、テレビの影響で入店制限がかかる可能性もゼロではありません。狙い目は、開店直後の12時ジャスト、または平日の夕方早い時間帯です。商品補充のタイミングとも重なることが多いため、フレッシュな在庫の中からゆっくり選べる確率が高まります。